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パラパラ地図千葉県

県単位:完全版簡易版(1980/01/01〜)年表

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地域別:千葉東葛印旛海匝・香取山武長生・夷隅安房市原・君津

県地図

千葉 東葛 印旛 海匝香取 山武 長生・夷隅 安房 市原・君津

参考資料


2000年以降誕生の自治体名選定理由

山武市(2006/03/27ー合市:成東町、山武町、蓮沼村、松尾町)

公募なし。ただし、東金市、九十九里町を含む6市町村の枠組みで公募を実施。当初「太平洋市」で決定したが、町村内外からの批判が多く臨時協議を開催。各町村400名づつ(回答率50%弱)にアンケートをとり1位を採用することに決まり、「山武市」に決定した。

主な理由は山武郡によるもの。読みはアンケートでは「さんぶ」が1位であったが、「さんむ」の読みに決定した。「さんむ」になった理由は合併協議において

『昭和の大合併のときに、今、「さんぶ」と言われている山武町さんは、合併してその郡の名称、「さんむ」町を名乗っております。古く広報等にも「広報さんむ」、「さんむ」町というふうに記載がしてありまして、いつごろか、昭和50年あたりから「ぶ」に変わってしまったという経緯がありまして、歴史上は「さんむ」』(山武中央合併協議会 第3回会議録より引用)

と説明されている。

香取市(2006/03/27ー合体:佐原市、小見川町、山田町、栗源町)

公募あり。公募では旧市町名は使用不可。公募では4市町とも香取市が1位となり、全体でもほぼ半数が「香取市」に応募した。香取郡の郡名から採用された。主な理由として身近で一体感がもてる、香取神宮の全国的な知名度、地理的にイメージしやすいなどがある。

横芝光町(2006/03/27ー合体:横芝町、光町)

公募あり。公募では両町名は使用不可。合併した両町名を連ねた。理由について、協議資料に

『両町の歴史や文化を継承し、お互いに心を一つにして発展して行くようにという希望をこめて。』(「第6回合併協議会協議資料 第12号新町の名称について」から引用)

と記述されている。

南房総市(2006/03/20ー合体:富浦町、富山町、三芳村、白浜町、千倉町、丸山町、和田町)

公募なし。ただし、館山市、鋸南町を加えた9市町村の枠組みで公募を行っている。そのときは「館山市」を推す館山市、富浦町と「南房総市」を推す7町村によって破談になった。鋸南町を含む8町村で「南房総市」を選定。その際、公募結果を考慮の上、「地勢上、房総半島の南であることから」「知名度」「すでに冠として南房総をよく使用している」など非常に観光を意識した理由が挙げられている。

匝瑳市(2006/01/23ー合体:八日市場市、野栄町)

公募あり。公募では両市町の名称を含めないことになったため、郡名である「匝瑳」「そうさ」で半数近くに達した。

いすみ市(2005/12/05ー合体:夷隅町、大原町、岬町)

公募なし。ただし、破綻した勝浦市、大多喜町、御宿町を加えた1市5町の枠組みのときに公募を行っている。結果は1位「いすみ市」(557)、2位「夷隅市」(248)、3位「外房市」(220)、4位「勝浦市」(82)、5位「そとぼう市」(60)。この1市5町では「外房市」が決定したが勝浦市が離脱、5町の枠組みで「いすみ市」が決定した。しかし、大多喜町、御宿町も離脱し、改めて現在の枠組みで「いすみ市」を決定した。

協議資料や協議だよりなどに「いすみ市」の明確な理由は確認できないが、協議の資料として1市5町公募結果を参照していることからこの影響はあったと思われる。当初の枠組みから「夷隅郡」を由来とすることは間違いない。平仮名になった理由としては、夷隅町(夷隅郡を由来)の存在により吸収のイメージを避けるため、夷隅の漢字が難しいため、難読、字面の悪さなどが考えられる。

旭市(2005/07/01ー合体:旭市、干潟町、海上町、飯岡町)

公募あり。最終的に東総市との2つに絞り込まれ、協議会において全会一致で決定。議事録や協議会だよりなどに明確な選定理由はなかったが、旧旭市の規模や地域の中心であることからそのまま採用されたと思われる。

鴨川市(2005/02/11ー合体:鴨川市、天津小湊町)

公募なし。全国的な知名度、市の規模などから鴨川市の名をそのまま採用。


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